【革新的な技術力!】「アクイスデイト キャリバー400」に見るOris(オリス)の実力とその魅力とは?

Oris

こんにちは、マッハです。

本日は、近年話題のスイス時計メーカー『Oris(オリス)』の魅力について解説していきたいと思います。

正直「オリス」については最近まであまり知らなかったのですが、Twitterでたびたび着けている人を見かけることと、雑誌に頻繁に取り上げられているのを見て、気になって調べてみました。

実際調べてみると、知れば知るほど衝撃的。
もっとブランドの認知度が広まっていないのがおかしいと思えるほど。

例えば、そのすごさの最たる例は、2020年に発表されたオリスが自社開発した「Calキャリバー.400」というムーブメント(※時計内部の動力機構のこと)

この「Calキャリバー.400」に関しては、以前にこんなツイートをしました↓

ということで、本日はそんなOris(オリス)の魅力についてお伝えしていきます!

では始めていきましょう。

本日は以下のような流れになっております。

Oris(オリス)について

1904年、オリスはポール・カッティン氏とジョージ・クリスチャン氏によってスイスのヘルシュタインで創設。2021年現在、創業117年目のスイスの老舗メーカーになります。

彼らは近くを流れる小川にちなんで社名を「オリス」と命名しました。

今では多くのスイスブランドが、スウォッチ・リシュモン・LVMHなどの巨大資本の傘下に入る中で、数少ない独立系ブランドとなっています。

そしてメーカーホームページにこんなメッセージが↓

1904年以来、インダストリアルな時計作りの魂を守り続けており、「実用的に意味あるものを作る」という信条の元に機械時計を作っています。そして、全てのオリスウォッチはスイスメイドで、製造工程においても高い品質基準を保っています。

とある通り、以前はクオーツも作っていたそうですが、現在のオリス製品は全て「機械式時計」&「スイスメイド」となっております。

その”こだわり”こそ高い評価を得ている理由の一つであるでしょう。

2019年、国内初の”オリス銀座ブティック”がオープン

そんなオリスですが、2019年6月、世界の高級ブランドが立ち並ぶ東京の銀座4丁目の並木通りに国内初の「オリス銀座ブティック」をグランドオープンしました。

場所は、

住所:東京都中央区銀座4丁目3-14和光オリスビル1F

https://www.oris.ch/jp/news/detail/1039/

と、東京メトロ各線「銀座駅」から徒歩3分とアクセスしやすい好立地

日本市場への力の入れ具合が分かります。

国内初のオリスブティックが6月22日(土)にグランドオープン!
新店舗では、内装は、世界各地にあるオリス直営店と同じくスイス本社のデザイナーが手がけます。 他の時計店では珍しい、オープンディスプレイなども導入し、実用的で洗練されたオリスの魅力を、 見て、触って、お

こちらがブティックの内装↓

(内装)出典:https://www.oris.ch/jp/news/detail/1039/

高級感ある作りですが着飾ってない雰囲気が好印象。

ブティックの1F・2Fでは、オリスのフラッグシップシリーズの「ビッグクラウンコレクション」をはじめ、

「アクイスコレクション」
「ダイバーズ65コレクション」
「アートリエコレクション」

など国内最大級の品揃えで展示・販売を行っているとのことです。

ここまでで「オリス」についてざっとまとめていきました。
以降ではそんなOris(オリス)が開発した『キャリバー400』について解説いきます。

『Cal.400』が”規格外”である5つの理由

冒頭のツイートでも述べましたが、オリスのCalキャリバー.400』は良い意味で”規格外”と言えます。

ちなみに、こちらがCal.400↓

こちらはオリス社による自社開発です。

ローターのブランドロゴから見てそのムーブメントの美しさが際立っています。

そしてそんな「Cal.400」の特徴が以下の5つ。

  1. 5日間(120時間)のロングパワーリザーブ
  2. 高度な耐磁性
  3. 推奨オーバーホール期間が約10年
  4. 品質保証期間10年
  5. クロノメーター基準超えの高精度

それぞれ簡単に見ていきます。

5日間(120時間)のロングパワーリザーブ

一般的な機械式時計はおおよそ約40時間(2日弱)ほどで止まってしまうモデルが多い中、この「Cal.400」では、3倍の120時間のロングパワーリザーブ機能を搭載しています。

近年は機械式時計の”ロングパワーリザーブ化”が進んでおり、例えばセイコー、オリエントスター、ティソ、ハミルトンなどの機械式メーカーが70~90時間の駆動時間を誇る中で、その遥か上を行きます。

そのロングパワーリザーブを実現した技術的な設計としては、2日半分のパワーを蓄えるバレル2つで、5日分のパワーを保つのです。

出典:https://www.oris.ch/jp/movement/72/CALIBRE%20400

高度な耐磁性

一般的にほとんどの時計ムーブメントは、日常生活での磁場の影響を受けることによって精度が落ち、時には止まってしまうことがあります。

例えば、医療機器や家電製品、スマートフォンなどが磁気帯びの原因になり得ます。

それに対してオリスの「Cal.400」の耐磁性は以下のように。

キャリバー400は丸1日2,250ガウスの磁気に晒された1日後、日差10秒以内でした。
最新のISO764による耐磁性基準は、200ガウスに1日晒した1日後の日差30秒以内です。

引用:https://www.oris.ch/jp/movement/72/CALIBRE%20400

とある通り、通常の耐磁性基準の約11倍以上の磁力に対して、日差は通常の基準値の約1/3という驚くべき耐磁性を誇っているのです。

推奨オーバーホール期間が約10年

「Cal.400」を搭載した製品の推奨オーバーホール期間は約10年

オーバーホールとは「分解掃除」のことで、文字通り、時計を分解し各パーツを洗浄し、組み立てつつ調整し、新しい潤滑油を入れていくメンテナンス作業のことです。

車で言うところの車検にあたります。

メーカーによって異なりますが、一般的なオーバーホール期間は3~5年を推奨されることが多いです。そして費用も一回数万円、高級ブランドでは10万円以上することもあるのです。

それに対してOrisの推奨オーバーホール期間が約10年ということで、従来の基準を大きく超えてきました。

メーカーとしては頻繁にオーバーホールしてくれた方が、修理費用から収益をあげることができるので、本来であれば短い期間での分解掃除を推奨しがちです。

しかし、ユーザーとしてはやはりこの期間が長くなればなるほど、維持コストは安く済むので非常にありがたいという訳です。

品質保証期間10年

このムーブメントを搭載した時計は全て、「MyOris」に登録することで10年間の保証が付与されます。

10年保証と言えば、日本のCITIZENブランドの『ザ・シチズン』も同様に10年です。時計の保証は1~2年が一般的で、3年保証であれば長いと言われる中での10年保証。

この「10年保証」という言葉には非常にインパクトがあります。

これはオリスの「Cal.400」につぎ込んだ技術と機能性に対する信頼と自信の裏返しとも言えるでしょう。

クロノメーター基準超えの高精度

では、「Cal.400」を搭載された時計の精度はどうか?

これも機械式の中ではクロノメーター基準超えの高精度を誇ります。

ちなみに、「クロノメーター」とは以下の通り。

スイス公認クロノメーター検定協会、通称COSC(ControleOfficialSuissedesChronometres)(コスクと読みます)が規定するムーブメントの精度規格を通過したものだけに認められるもの

引用:https://www.jackroad.co.jp/blog/post/chronometer

とある通り、『クロノメーター』を名乗ることでそのムーブメントの信頼性の高さの証明となります。

そして、その精度は

日差:+6~-4秒以内

とされています。

オリスはそのクロノメーター基準値を超える「日差 +5秒~-3秒」という高精度を実現しています。この精度は日本の『Grand Seiko』の厳格な検査基準である「新GS規格」日差 +5秒~-3秒に匹敵します。

ここまで読んだ方の中には、

「たかだか数秒の誤差でしょ?」

と思う方もいるかもしれませんが、そうではない。

例えば、陸上の100m走のトップランナーが「0.01」秒を競い合う世界であるのと同様に、時計業界のトップメーカーも「日差±数秒」の改善に技術力を集約しているのです。

つまり、時計産業の中心地とも言えるスイスで採用されている厳格な規格『クロノメーター』。

これを超えた基準値を採用していること自体が、オリスの時計メーカーとしてのプライドが詰まっているとも言えるのです。

名作『アクイスデイト キャリバー400』の魅力

以上までで「Cal.400」の魅力についてお伝えしてきました。

ここでは、そんな”規格外”なムーブメントを搭載したモデルについて解説していきます。

それがこちら↓

出典:https://www.oris.ch/jp/watch/oris-aquis-date-calibre-400/01-400-7763-4135-07-8-24-09peb

こちらは、タイトルにもある通り、『アクイスデイト キャリバー400』(Ref:400 7763 4135-07 8 24 09PEB)。

2020年11月に発売されました。

『アクイスデイト キャリバー400』の基本スペックは以下の通り。

ケース径:43.5mm
ケース素材:マルチピース ステンレススティール
防水性:30気圧(300m)
ムーブメント:自動巻き、Cal.Oris 400
駆動時間:120時間パワーリザーブ
定価:374,000円(税込み)

まず注目頂きたいのはこのデザイン性の高さ。

深みのある鮮やかなブルーのサンレイダイヤル。
光の反射が生み出す放射状の模様が文字盤全体に広がっています。

サイズ感も「43.5mm」と従来の『アクイスデイト』と同じで、ダイバーウォッチの中ではコンパクトに収まったサイズ感。

さらに、裏ブタはシースルーバックで内部の機械美が堪能できます↓

当然「Cal.400」を搭載しているので、これまで紹介してきた性能や保証は全て「Cal.400」に準ずるものとなっています。

ですのでそれ以外で特筆すべきは、裏ブタのシースルーバックであるにも関わらず「防水性:30気圧(300m)」を維持しているところでしょうか。

一般的にはシースルーバックにすることで防水性能は落ちる傾向にあります。

それがシースルーバックでまさかの30気圧防水。

この防水性能の参考としては、防水性の高さに定評のあるカシオの「G-SHOCK」でも20気圧防水。

その上を行く30気圧防水は、「本格的にダイビングができる防水性能」ですので、日常生活でそこまで使うことはあまりないかもですが、それを実現してのけたオリスの技術力がここでも光ります。

Orisの進化が止まらない

ここまでで十分オリスの実力や魅力は伝わったと思うのですが、最後にもう一つだけご紹介させてください。

それがCalキャリバー.401』誕生です。

「Cal.401」は、先ほどの「Cal.400」を基盤にしたムーブメントですので、上記で紹介した

  • 5日間(120時間)のロングパワーリザーブ
  • 高度な耐磁性
  • 推奨オーバーホール期間が約10年
  • 品質保証期間10年
  • クロノメーター基準超えの高精度

は全て「Cal.401」でも受け継がれています。

Cal.400との違いは「6時位置のスモールセコンド(小秒針)表示」になります。

画像の通り、「Cal.400」が通常の3針(時針・分針・秒針)であるのに対して、「Cal.401」ではスモールセコンドなので、6時上の小さなサークルの中で秒針が動くモデルとなります。

Cal.401」を搭載した限定モデルも発売

さらに以前にこんなツイートをしました↓

上記のツイートにもある通り、オリスは最新自社製キャリバー「Cal.401」を搭載したカール・ブラシア財団とのコラボウォッチを発表しました。

その名も「オリス カール・ブラシア キャリバー401リミテッド エディション」

出典:https://www.oris.ch/jp/watch/oris-carl-brashear-calibre-401-limited-edition/01-401-7764-3185-set

サイズ「40ミリ」のケースにはブロンズを用いました。

ブロンズは天然素材で、空気中の酸素と着用する人の皮膚の水分によって時間とともに変化します。着用しているうちに愛用者の個性ともいえる独特の仕上がりになって、年月を記録します。

https://watch-media-online.com/news/3949/

とある通り、経年変化によって自分仕様の深みのある時計に育てていく。そういった楽しみ方もできる素材になっております。

ちなみに「オリス カール・ブラシアシリーズ」によって集められた資金は、多くの退役軍人や恵まれない人々の為に使われるとのこと。

限定:2,000本(※スペシャルボックス付き)
価格:495,000円(税込)

2020年にあれだけ話題となった「Cal.400」を、1年経たずしてさらに新たなキャリバー(「Cal.401」)のモデルを出してくるあたりが、現状に甘んじることないオリスのモノづくりに対する姿勢が見て取れるように感じます。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回オリスの「Cal.400」を中心にその実力と魅力をまとめていきましたが、正直この凄さが言葉で伝えきれるかどうかが不安なくらいの仕上がりです。

もしドラゴンボールで例えるなら、悟空が元気玉を放つときの決め台詞

「オラに元気を分けてくれ!」

ではなく、「オラに語彙力を分けてくれ!」と言ったことになるでしょう。

ハッキリ言って「アクイスデイト キャリバー400」もこれほどのスペックを備えている時計であれば、販売金額もう一桁が上がってもおかしくないですし、むしろ上げるべき。

それが定価でも40万切るのは、ある意味”価格破壊”なのかもしれません。
勝手ながら、近年の”理由なき値上げ”傾向にある時計業界に残る良心であると信じています笑

では本日は以上となります。

あと普段はTwitterもしているので、ぜひ気軽にフォローや今回の記事に関するコメントなどを頂けると嬉しいです。

以上、マッハでした!

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